高校3年生、『総合』の授業

高校3年生の『総合』の授業は、教科の枠を越えた様々な企画を教師が用意し、生徒は好きなものを選んで参加するスタイルです。
今学期は「樹木について調べ、発表する」というプロジェクトが図書館で行われています。
数学科・本橋先生の授業です。
樹木について自由に調べるというシンプルなお題ですが、「日本に桜並木が多いのは、桜の木を植樹することによって地盤を強固にするという目的があったため」という説に目をつけて掘り下げて調べようとする生徒、木にまつわる神話を探そうとする生徒、など、切り口は多種多様です。

まず自分の切り口を見つける段階で意外と苦戦している生徒も多く、大学に入る前に「自ら仮説をたてて課題をみつける」という大学での学び方を少し経験できる、良い機会になります。受験とは直接関係ないようにみえる学びにチャレンジする時間は、高3の生徒にとっては、ちょっとリラックスできる貴重な時間でもあります。
図書館からの推薦本も更新しました。